なぜ「沖縄という地の、今と昔の人々の暮らし・生き方」にフォーカスするのか?

Endless Journey OKINAWA

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※2024年6月7日に公開したエピソードの文字起こし(要約)です。

NEO AKROS(ネオ アクロス)新崎 恭平です。

ポッドキャスト番組『Endless Journey OKINAWA -沖縄のヒトの暮らし・生き方をめぐる、終わりなき旅-』のナビゲーターをしています。
沖縄の歴史にまつわること、また様々なフィールドで活動する人々への対談インタビューを通して「沖縄の人の暮らし・生き方」をテーマとする内容をお届けしています。

こちらでは過去のエピソードの文字起こし(要約)を随時UPしています。
内容は音声でもお楽しみいただけますので、上記リンクより、ぜひお聴きください。
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今回ですね、なぜ「沖縄という地の、今と昔の人々の暮らし、生き方」にフォーカスするのかということをお話しできればと思っています。

番組の進め方

この番組を立ち上げる経緯となった「今と昔を知り、再認識・再評価すること、また見つめ直す機会がまず必要だ」ということを仮説として立てました。

といってもですね、実際立てた仮説に対して、具体的に何をやれば仮説検証ができるのかという具体的なことについては、正直何も決まっていません。
そこに関しては、走りながら考えていけばいいかなというスタイルでやっていこうかなと思っています。
番組名に入っている「Journey(ジャーニー)」という”旅・道のり”で表現しているように、遊び要素も含みながらやっていければなと思っています。

こういうテーマというのは、やっぱり狭くなると良くない気がしていて、遊び要素とか余白がないと面白いものって生まれないと思うんですよね。
なので、その辺というのはラジオのような音声媒体が得意な距離感というか、特徴的なものなんかが不思議といい感じの雰囲気を作ってくれるのかなと勝手に考えています。

これからの「自分の暮らし・生き方」を考えたときに

またまた、余談になりますが、このポッドキャストを始めようと決めた個人的な話をしたいと思います。
それは、社会という大きなものに対して自分なりの侵入角度というか、「体当たりで社会にぶつかっていこう」というのが、ぶっちゃけ本音でして。
社会というのは抽象的な言葉なので、正直僕もそれが実際何なのかというのは分からないですけど。

今を生きていくためには、やっぱり自分なりの社会との関わり方というのを築いていく必要がもちろんありますよね。
皆さんも学校とか会社とか関わる場所がそれぞれあると思います。
僕も今、普段は会社で働きながら、この活動やっています。
なので、日常的に一番社会と接する時間が長いのはやっぱり会社になるんですね。

でも「今後の自分なりの社会との関わり方」、つまり「これからの生き方」を考えたときに、今後その状況でいいのかという疑問が自分自身に対してあって。
それは、新卒の会社を一年経たずで退職した、21歳ぐらいの頃からだと思います。
なんとなく自分で何かやらないとな、やらなければなと。
何かアクションを起こすことがいつか必要だなと自分の中でずっと思っていました。
それまでは、それを心の中で留めておくことしかできなかったんです。

「混沌としたコロナ渦」を経て、感じること

そんな中で、初回で紹介した「コロナ禍をきっかけに沖縄のことを何も知らない、自分の力不足を感じた悔しい経験」をこの番組の企画している最中に思い出しました。
それをストーリー立てて「だから俺はこれをやるんだ」というきっかけの一つとしました。

あとこれは誰もが感じたことかもしれないんですけど。
コロナをきっかけにこの社会の仕組みとかシステムの脆さというか、もちろん完璧なものっていうのはこの世の中に存在しないと思うんですけど、結構そういったところが露呈していたなというふうに思っていて。
もちろん未曾有の出来事なので対応に苦慮することはもちろんだと思うんですけど、そこでいろんな課題がなんとなく浮き彫りになったなと僕自身は感じています。
そんな中、現在アフターコロナっていう言葉が示している通り、当時混乱のコロナ禍っていうところは過去の出来事となっています。

ただ個人的にはそういった出来事から世界がこの先どう変わっていくのかなって観察的に見ていましたが、一時的に何か変わりはしたものの、根本というのは変わっていないように見えます。
結局、コロナ前に戻る流れになっているなという様子に、あくまでも個人的な視点ではそう見えます。

だからこそ、僕なりに考える沖縄の課題に向き合う機会を作りたいなと思いました。
短期的に場当たり的な対応になるようなものではなくて、ゆっくりと少しずつ地道に変化を起こしていくこと、長期的に根本を変えるような切り口にしたいと思っていました。
そう考えた時に、やはり「沖縄という地の、今と昔の人々の暮らし・生き方」ということに、フォーカスすべきなのではないかというアイディアが浮かびました。

決め手となる「一人のある人物」と「一つのある施設」との出会い

実は「沖縄という地の、今と昔の人々の暮らし・生き方」にたどり着くことになる、もうひとつのきっかけがありました。それは「一人のある人物」と「一つのある施設」との出会いです。

「一人のある人物」は、僕が生き方のモデルにしている 坂口恭平さん です。

僕が思う、坂口恭平さんは人間的で動物的な生き方をしているなと。
拙い表現の仕方で大変申し訳ないんですけど。
なんか本当生きてるなっていう印象の人です。
坂口さんは一言で言えば、自分で自分の仕事を作っている方なんですね。
毎日文章を書いて、絵を描いて、音楽を作って、料理もして、畑で自分で野菜を作って、生活をしているという様子です。
本当に多岐に渡る、様々な活動をされている方で、なんかもういろんなことをやっている人なんですね。
その中でちゃんと自分がやっている活動で、例えば本を出版したり、絵を販売したりして、ちゃんとしっかりお金を稼いでるんですね。

僕が坂口さんの存在を知ったのはnoteの投稿記事を読んで知りました。
その後、ご著書「土になる」、パステル画の画集「Water」を実際に購入して、坂口さんがどういう生き方をしているのかを、自分なりに少しだけですけど勉強をしました。
その印象としては、なんかこう、本気で生きるってこういうことなのかなと思うぐらい、しっかりと日常の暮らしと生活から、暮らしや生き方を考えている印象を受けました。
本当に何も特別なことはしていなくて。本当に毎日淡々と文章を書き、毎日絵を書くなど自分の役割をただひたすら全うする、継続しているんです。

坂口さんの文章で、いいなって思う言葉があります。
ある文章の一節なんですけど、それは「幸せとは自分が興味あることを今も継続できていることである」という言葉です。
誰かと比べて自分は才能がないとか、劣っているとか、お金にならないからという理由で、やりたいことを諦めるんじゃないよと。
そんなことよりも「自分が興味あることを今も継続できていること」が幸せなことなんだと説いています。
坂口さんのように、カラダ全体を自分なりに目いっぱい動かして、できることをひたすらやり続けることは、人にとって本当に大事なことなんだなって、ハッとさせられました。
また日常の暮らしや生活から、人が小さな変化を起こしていく、ということが何か重要なんだなと。
できることは小さいことかもしれないけど、できることから、やりはじめるのは大切だなとすごく思いました。
そのようなことをきっかけにですね、日常的な暮らしとか生き方という番組のテーマにつながったのかなと思っています。

そして、「ある一つの施設」との出会いを話していきたいと思います。

2023年の4月に、ちょうど5年少し勤めた会社を辞めて、5日間一人旅をしたんですね。
旅の目的地に選んだのは、関西(大阪、奈良、神戸)でした。
奈良と神戸は、行きたいところがある程度決まってたんですけど、大阪は特に決めてなくて。
当日朝、調べてたまたま見つけたのが、『大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」』という施設(博物館)でした。

Googleのレビューを見ると評価がめちゃ高いんですね。
しかも海外の観光客の方も多く訪れているような様子でした。
割と一人旅をする時には、そこの土地の博物館とか、美術館とかへ行くことあったので、なんか面白そうだなと思って行くことに決めました。

『大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」』は、大阪市の都市居住に関わる歴史と文化をテーマとして、 江戸時代後期から戦後にわたる大阪市の住居の資料や模型を展示する公設の博物館となっています。

長屋建ての建物をずらっと実寸大で展示していて、当時の街の風景(雰囲気)を実際にタイムスリップしたかのように感じることができます。
あとは、江戸時代の後期から戦後の街の様子を模型で展示していました。
時間によって、上からエレベーターみたいなのに吊るされて、この模型が時代ごとに切り替わっていくんですね。
時代の移り変わりによって、街の様子がどのように変わっていくのかを感じ取ることができました。

また、ただ資料を展示するのではなくて、 大阪弁の人間味あふれる話し手さんのナレーションも加えていました。
どのように生活していたのかという様子や雰囲気を声を通して説明していたり、あとは当時の街にあふれていたような街の音っていうんですかね、そのようなものを音声で流していました。
それによって、体感的というか耳を通じて雰囲気を感じ取れる仕組みもありました。
僕自身、すごく心を動かされましたし、わくわくしましたし、「大阪くらしの今昔館」が一番その旅の中で、めちゃくちゃ楽しかったところでした。

「大阪くらしの今昔館」という博物館を通して、大阪という街の成り立ち、そこからの流れというのが、時間軸、タイムライン的に分かるんですね。
こうやって、この街というのが生まれたんだなという過程をですね。
その後に実際に大阪の街歩き、御堂筋を歩きましたし、あとは「なんばグランド花月」で、漫才や新喜劇も見たんですけど。
だから今この大阪という街がこういう街になったんだなという、なんとなくのつながりというのが見えたんですよね。
街の変わりゆく過程、そのつながりの今、現在を知ることができるものが、「大阪くらしの今昔館」をきっかけにして知ることができました。

やっぱりこういう記録をよりリアルに残している街、さっきも言ったようにこの実寸大で大きいスペースで使って、長屋建ての建物をずらーっと並べて、ちゃんと資料とか作って分かりやすく資料を残している街と、そうでない街は、今後(先の未来)がだいぶ変わってくるのかなと個人的には感じました。

地元の沖縄では、歴史博物館はあっても、当時の写真とか、歴史展示をただ展示しているだけだったような気がします。
なので、「大阪くらしの今昔館」をモデルとして街の過程と、そのつながりを知ることができるもの、こういうのが沖縄に必要だなと思いました。
人がよく生きていくために、土地を考えるということは、本当に必要なことではないかと気づくきっかけになりました。

そういったきっかけから、「沖縄という地の、今と昔の人々の暮らし・生き方」にフォーカスしようと決めました。

ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。

今回の内容は、上記より音声でもお楽しみいただけます。
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